新型コロナウィルスによる銀行融資の難しさ

銀行融資 投資

ねえ、パパ
友達がいい収益物件を見つけて銀行に融資をお願いしに行ったんだけど、いまは新型コロナウィルスの緊急融資で忙しいから受け付けてくれなかったんだって

キントラくん

そうだね。
いまは、どこの銀行も取引先が新型コロナウィルスの影響で大きな影響を受けてるから、そちらを優先で動いているみたいだね。

セーフティパパ

銀行自体もコロナウィルスの関係で交代勤務になったり、勤務時間を制限されたりなどすごく大変みたい

キントラくん

うん
銀行によっては、普段は新規取引先を何件獲得しましょうという目標設定が毎月されるみたいなんだけど、いまは新規取引先目標がないところもあるみたいなんだ

セーフティパパ

そうだよね。。。
こんな時期だから本当に困ってる人が優先ってことなんだね。。

キントラくん

あとは、銀行にとっても今回のコロナ融資は県や国が100%保証してくれるから、プロパー(銀行独自の融資)に比べて貸出リスクがない分、いまはどうしてもコロナ融資が優先になってしまうんだよ。。。

セーフティパパ

じゃ、いま収益物件を買うのはあきらめたほうがいいんだね。。

キントラくん

でも、そうでもない場合もあるんだ。
それは、いろいろな銀行と取引がある不動産会社から案件を持ち込んでもらうと融資審査を受け付けてくれる場合があるんだ。

銀行からみた取引先というのは、不動産会社自体がその銀行から借り入れがある不動産会社のことだよ。

銀行も取引先の不動産会社からの持ち込み案件はできるだけ取り組もうとしてくれるんだ。

セーフティパパ

へー
じゃ、欲しい物件を銀行との取引が多い不動産会社に仲介をお願いするとうまくいく可能性があるかもしれないねー

早速友達に教えてあげるー

キントラくん

はじめに

誰もが経験したことのない、新型コロナウィルスの影響で銀行業務にもいろいろな方面で影響が出ています。
特に、いまは不動産投資(物件購入など)に関しては、なかなか新規融資が難しい状態になっています。
そんな中でも、不動産投資家にとって優良物件が市場に出てくるかもしれません。
そんな時、どうすれば融資が受けやすくなるかを考えていきたいと思います。

なぜ銀行は不動産投資に関する融資に後ろ向きなのか

今の時期は、いい物件を見つけて銀行に購入資金の融資を持ち込んでも、なかなかいい顔する銀行は少ないのが現状です。

それはなぜか??

リーマンショックの時と違い、不動産投資に関して不安があるから融資受付を渋るのではなく、新型コロナウィルスに影響を受けている業種を救済するために国が設けた融資制度の手続きで手がいっぱいというのが理由です。

よほど、取引が密で上得意先でない限り、受け付けてもらえないか、受け付けてもらえても相当審査に時間がかかるといわれ、実質的にはほとんど動いてもらえないというのが現実だとおもいます。

そこには、先ほど説明した、いま苦しい企業を救済するために手いっぱいで前向きな融資は後回しにするというのは、半分表向きの理由です。

では、本音はなにか?

銀行が不動産投資の融資に前向きでない本当の理由

それは、ズバリ!!コロナ融資のほうが銀行にとってメリットが大きいからです。

そのメリットとは、

  • 貸し倒れリスクがない
  • 審査がラク
  • 一定の収益(利息)が見込める

なんです。

コロナ融資は貸し倒れリスクがない

現在、銀行が取り扱っている『新型コロナウイルス感染症対応資金』は、いろいろな種類がありますが、基本的には、無利子・無保証で状況によっては返済が一定期間猶予されるなど、借りる側にとっては最高の融資制度です。

これだけ、聞くと銀行は無利子・無保証で貸してなんのメリットがあるの??と思われるかもしれませんが、県の信用保証協会(実際に保証するのは県か国かわかりませんが)が基本的には100%保証してくれるため、万が一、貸出先が破綻しても銀行にはリスクがありません。

銀行にとって審査がラク

プロパー融資では、すべてのリスクを銀行が負うため、当然審査は慎重になります。

しかし、県の信用保証協会が100%保証してくれるとなると、一定の審査を銀行はすると思いますが、基本的には信用保証協会が審査をすることになり、銀行は審査に必要な書類等をそろえて提出するのがメインの仕事になります。

そのため、書類をそろえて手間はありますが、審査をする必要がないため銀行にとっては、プロパー融資より手間がないというのも事実です。

一定の収益(利息)が見込める

具体的に、銀行がどの程度の利息や手数料などの収益が入るのかはわかりませんが、現在の低金利を考えると、プロパー融資で一生懸命書類を揃え、審査に時間をかけて、貸出先が優良であればあるほど低金利で貸し出さなくてはいけないという現状よりは、コロナ融資を優先的に取り組んだほうが、件数も稼げるため最終的にはプロパー融資を一生懸命取り組むより、いまはコロナ融資に力を入れたほうがいいと判断している銀行が多いのです。

では、こんな状況下で銀行が不動産投資に対し前向きに対応してもらうにはどうすればいいか?を考えていきましょう

銀行が不動産投資に対し前向きに対応してもらえる方法

  • 取引の深い銀行に相談する
  • 銀行と取引の深い不動産会社から持ち込んでもらう

どちらも取引の深い銀行に相談するですが、銀行の本音としてはコロナ融資に力を入れたいのでしょうか、取引の深い融資先からの持ち込みに関しては、今後のことを考えると、しぶしぶではありますが取り組んでくれる可能性はあります。

いうまでもありませんが、銀行と取引が深いというのは、基本的にその銀行と融資取引(借り入れ)が多いということです。

まとめ

銀行も一企業です。
ホンネとタテマエがあるのは仕方がないことだと思います。

そんななかでも、自らの不動産投資のために銀行の協力を得ようと思うと銀行の置かれている立場を理解したうえで持ち込む必要があります。

いままで以上に、一見さんお断りの姿勢が強くなっていると思いますので、投資物件の購入を本気で検討するときは、金融機関との関係が深い、また広い不動産会社をパートナーに選ぶことが不動産投資を拡大するコツだと思います。

関連記事

  1. プロフィール作ってありますか?

  2. 収益物件は、抵当権・根抵当権どちらがいい?